FORDEAR
そろそろ、スタッフみんなの疲れもピークに。
まあ、そりゃこんな作業をずっと続けてたら普通、みんな壊れるな・・・
僕は、今夜は途中少しウトウト仮眠をとったから、
もう意識もぱっちり。
エンジニアのノッポ君はそれでも連日、
一睡もせず作業をし続ける達人。
後ろから見ていると、本当にラピュタの天空の城を守る門番に見える。
いや、むしろ、ナウシカの巨神兵か・・・。
どっちにしても、もはや人間ではない・・・。あは。
みんな、よくこの環境下で体調を壊さないものだなと感心。
すごいね。
頭が上がらない。
これだけ多くの締め切りに追われると、
何もかもを放り出して逃げる漫画家や作家の気持ちがよく分かる。
むしろ、彼らは気の毒だ。
届けているFANの心に直接触れることもなければ、
その声や喜びの笑顔を見ることもほとんどない。
僕はその点、どれだけ過酷な作業があっても、
そこにタイムラグがあったとしても
必ずライブでみんなから大きな喜びに満ちた笑顔というものを
受け取ることが出来る。
ここには、大きな差がある。
やはり、人は直接触れ合ってわかり合えることがいっぱいある。
机の上では理解できないことがほとんどなんだ。
にもかかわらず、時代はデスクトップの時代。
虚構と虚像の世界に身を投じ、
そこにしか自分を見いだせない子達まで現れ、
顔も名前もないことに慣れ、
コミュニケーションという言葉をはき違える。
時代が生んだ悲劇の申し子だ。
今回の神威楽園で僕が多く望んでいることは、
とにかく、一人でも多くのDEARSにとって
それぞれの心が触れ和える場所になって欲しいということ。
虚像や虚構ではなく、
実として、隣人と向き合い、
心を開き、
互いにその心の音を聞こうとしてもらいたい。
そう、強く願ってる。
冷めた大人は言葉にする。
「たかが、FANCLUBの集い・・・」
本気の大人はこう、言葉にする。
「されど、本気の遊びが出来るFANCLUBの集い!!!」
僕はこう思う。
「一つのキーワードだけ、でも、
そのたった一つの強いキーワードによって導かれた、
超アナログであり実を伴う今の世の中に残された数少ない出逢いの場」
実際に、多く人が集まれる場はまだ、この世の中に存在する。
でも、一つのテーマの下で、
たった一つのキーワードだけのつながりで、
隣の人に笑顔で声を掛け、
笑顔で答えてくれる、
それが許される場がこの世にどれだけあるのだろう?
しかも、数千人という単位で。
僕はFANCLUBのあり方はこうでありたいと願っているし、
むしろ、本来、世にある多くの学校と呼ばれる場所は
こうでなければならないんじゃないかと思ってる。
今の私立の学校は、
決められた幅の狭い階層の中でのコミュニティーになり、
多くの実社会の中に存在する、実を伴う「人」というものに触れることは
もはや難しいだろう。
現実のそれは、ネットやテレビを通して入ってくる一つの情報としてしか見ていない。
海外に足を運べば、
人間はこうも優越感と劣等感の中で存在する生き物なのかと
何度も何度も認識させられる瞬間がある。
それは、こちらが望まずとも、感じずにはいられない。
貧富の差、人種の壁、宗教の壁・・・、上げればきりがない。
本来はこれが人間の裸の部分なんだろうけれど、
今の日本、いや世界の閉鎖されたシステムは
この部分をどんどん見なくてもいいと言うような
ライフスタイルを形成しようとしている。
それでいいのかな??
もちろんその部分は、
触れれば触れた分だけ
心に重さや暗さを感じる部分ではある。
でも、それがあるから人は他人に対して優しくなれるんじゃないかな。
人から優しさを抜いたら
ただの傲慢なエゴの固まりの生物でしかない。
僕らが、今、失おうとしているモノ。
失っちゃイケないモノ。
これ、見直す必要があるんだけれど、
人ってめんどくさいことは全部後回しにするんだ。
だから、僕はめんどくさいこととしてではなく、
楽しいことの中にこれを盛り込めばいいんじゃないかって率直に思うんだ。
楽しいことは、心に少しのゆとりがあれば参加できるし、
その上で、笑顔に触れると気づくことだって一杯ある。
もちろん、大勢の人が集まれば、
人が集まったなりの問題はもちろん起きる。
それもまた、実。
でも、そこに文句言ったってしょうがない。
それが人間の本質なのだから。
それも認めた上で、そこも含めた上で、
コミュニケーションをとってみると
人の優しさを垣間見る瞬間って少なくない。
それが大切なんじゃないかな。
今、RR2の編集に入っている中で
サイボーグから見た人の傲慢さや汚い部分、
優しさや儚さっていうのを感じずにはいられない。
僕がやっていること、届けたいことって
VISUALIVEにおいても、神威楽園祭においても
結局は一貫してるんだな・・・ってあらためて気づく。
アプローチの仕方が違うだけ。
これってずっと昔から言い続けていることなんだよな〜って
あらためて自分の活動が十数年経ったことに時間の早さを感じる。
今日は、Mirrorの編集にも入っていて
ずっと叫び続ける自分の姿を久しぶりにまじまじと見た。
あはははははは。
ホント、馬鹿じゃないかってぐらい叫んでる、この人。
こんなに叫ばなくてもいいのに。
こんなに無理しなくてもいいのに。
そんな想いが口から零れる。
でも、それをやることの意味って
多くのFANのみんなに届いているんだと思う。
冷めた大人は言う。
「無駄なことしなくて良いよ・・・」
僕はこう思う。
「無駄なことなんて、この世に一つとしてないんだ」
あ〜〜〜、早く届けたいな〜〜〜〜。
この作品、とにかくすごいよ!!!
朝から、長〜い独り言になったけれど
なんだか、こんなことを思ったから書いてしまった。
さてさて〜〜〜、
トレーニングに行ってきますか。
もうすぐ、この作業も終わるかな。
頑張ろう!!!
本気のオトコ
GACKT